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第22章 chapter3 ④ 2度目のリスタート


確認のために聞いといた方がいいよね。
何か変わってるかもしれないし。
「まだ絶望病が終わったってことしか説明してないよ。オマエラ全然殺し合わないしさ、このまま放っておいてもただの病死で裁判開くことになりそうだからもう治しちゃったんだ」
「どうやってそんなに簡単に病気を蔓延させたり治したりできるんだ……?」
「ま、細かい事はいいじゃないの。あの絶望病はオワコンだから、もう忘れていいよ」
モノクマは「今回は空振ったなー」とぼやきながら腕組をした。
「で、続きなんだけどさ。モノミが今夜またボクのモノケモノを倒そうと思ってるだろうから言っとくよ」
「ホェェ?! バ、バレてまちたか……!」
モノミちゃんが口元を押さえて驚く。
それを見たモノクマの反応は楽しそうにも、鬱陶しそうにも見えた。
「バカな妹のことは兄のボクが大体わかってますからね。……それはさておき、次の島ではオマエラも楽しめるんじゃない? 島がまるごと遊園地になってるからアトラクションとかいっぱいあるよ」
「そんなこと言って、どうせ罠なんでしょ? アンタがわざわざあたし達の為にそういう情報流すとは思えないんだけど」
真昼ちゃんが呆れ顔で聞いた。
「いやいや、そんなんじゃありませんよ。それにアトラクションに乗ったりとかしたら、ボクからスペシャルなご褒美をあげちゃうよ!」
「……ご褒美?」
「おっ、興味出た?」
「ご褒美」という単語に食いついたのを見て、モノクマは嬉しそうに言う。
「おい、褒美ってのは何なんだ」
「とびっきりのご褒美だよ。ちびんなよ、ちびってもいいけど……かけんなよ。新しい島に、オマエラが欲しそうなものをありったけ用意しておいたんだよね! たとえば未来機関の手掛かりだったり……たとえば船の製作に使えそうな部品だったり……たとえばオマエラの希望ヶ峰学園時代のプロフィールとかね!」
モノクマの言葉にみんなは驚いたりとか各々反応を見せた。
「いきなりそんな物で釣るような真似をして、どういうつもりなんだ?」
ペコちゃんが鋭い目付きでモノクマを睨む。
「やだなぁ、余計な勘繰りしないでよ。ボクはただオマエラを盛り上げてやろうと思っただけなんだよ」
「いや、どうせまた動機とか用意してオレ達を惑わそうって魂胆だろ」
「そうじゃのぉ、確かに怪しいぞ……!」
九頭龍くんも弐大くんも賛同した。
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