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第21章 chapter3 ③ 失敗と失亡


聞くところによると、モーテル組は左右田くん、千秋ちゃん、ヒヨコちゃん、田中くん、ソニアさんの5人。
ホテル組は十神くん、日向くん、真昼ちゃん、ペコちゃん、九頭龍くん、弐大くん、花村くんの7人。
加えて病院組は狛枝くん、終里さん、唯吹ちゃん、罪木さん、私の5人だった。
モーテル組も全然変化がない。
真昼ちゃんとヒヨコちゃんが一緒に居るだろうからヒヨコちゃんが死ぬ原因はなくなると思ってたんだけどな……。
ちょっとそこら辺、怪しくなってきた。
「他の奴らも希灯の様子を見に行きたがってたけど、これ以上感染者を増やさないためにも病院に近づかない方がいいだろうってことで、皆はモーテルやホテルで待機してるぞ」
『そう……日向くんは大丈夫?。』
「そうだな、今は特に熱もないけど油断はしない方がいいな。九頭龍と罪木にも気を付けるように言っとくよ」
『………特に罪木さんはみんなに付きっきりで看病してるだろうから、なるべく無理させないようにしてあげてね。』
「あぁ、わかった」
そう頷くと、日向くんは手を伸ばして私の額に当てた。
何となくひんやりしてて気持ちの良い感触だった。
「……よかった、お前はまだ熱は出てないみたいだ。じゃあ俺はもう行くからな、しっかり休めよ」
そう言って、日向くんは部屋から出ていった。
ドアが閉まりきる最後まで見送ると、部屋にまた静けさが戻ってくる。
『……………。』
暇を感じると、さっきまで意識してなかった身体の痛みが甦ってきた。
火傷した皮膚の痒みと、破れた皮膚の痛みがよく分かる。
……今日の夜に罪木さんは行動に出るはず。
でも私は動けない。
どうしようかな。
何か良い策はないのかな。
このままじゃいけない。
………あ、そうだ、アレを使えばいいんだ。
よし、良いこと思い出した。



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