第1章 【R18】月島蛍 ~shutout~
顔を赤らめて、恥ずかしそうに眼を反らす綾瀬は本当に反則だと思う。
こっちが顔を傾けて視線を合わせようと覗き込むと、もっと顔を赤くして、今度は反対を向いてしまう。
そんなにあからさまに照れられると、もっと色々したくなるんですケド。
「ねぇ、キスしていい?」
『ふぇっ!な、ななに、突然!!!?』
僕は立ち上がると綾瀬の方に回り込み、座っている小さな体を抱き上げて、ベッドの淵に座らせた。
彼女の前に膝立ちすると、僕と少し目線が合う。顔を近づけるとキュッと目を瞑って、キスを待つそぶりをするから、近くに落ちてたタオルで目隠しをしてやって軽くキスをした。
『、、、んっ。、、つ、月島君、なんで目隠し、、、なんか怖いから取って、、』
「キミがよそ見ばっかりしてるからデショ。」
耳元で低い声で囁くと、びくりと体を震わせて、視界を奪われて研ぎ澄まされた感覚に悶えているようだ。
唇を弄ぶように指で撫でまわすと、小さな吐息を漏らし、少し口が開いた瞬間に、指を口内滑り込ませ、舌を優しく撫でる。
『ふ、、、ふぁ、、、ん、、っ』
言葉にならない声がとてもいやらしい上に、くちゅくちゅと唾液と絡む音がして、なんとも卑猥だ。
「ちょっと、舌を撫でられてそんな声出すなんて、エロすぎ。」
左手で綾瀬の口内を弄びながら、右手で器用に制服のブラウスのボタンをはずしていく。
小ぶりな胸を覆う淡いピンクのブラを了承なしにグイと上にずらしてやるとくぐもった声で
「んんっ!!!?」
と抵抗するけれど、何を言ってるかわからないし触って欲しそうに堅くなってるから、別にOKデショ?
唾液が絡みついた指を口から抜いてやると、
『はぁはぁ、、、月島、くん、、、も、やめて、、』
とはぁはぁと甘い吐息を吐きながら訴えてくる。堅くなった乳首を指先でピンっと弾いてやると、また甘い声を漏らすから、僕も歯止めが利かなくなってくる。
「なんで?ここ、堅くなってるけど?」
『あっ! ち、ちがうもん、、っ、』
「なにが違うのさ。どうして欲しいか言ったら?」