第22章 【R18】黒尾鉄朗 〜fault〜
私はクロの薄く赤らんだそこに唇を押し付け、強く吸った。
彼の顔を見上げると、優しく微笑んで髪を撫でてくれた。
ねぇ、クロ。
私は何時もクロに笑ってて欲しいよ。
唇を離すとクロは私を優しくベッドに寝かせて、私の足を持ち上げ、つま先から順番に甘いキスを落とし足の付け根に到達した時、すでに愛液が滴っている私の底を指でなぞった。
散々に焦らされた私は、彼に触れられるだけで身体中が性感帯のようにビクビクと反応する始末だ。
『ねぇ、クロ。お願い、、、クロが欲しいの。』
そう言って懇願すると彼は、おもちゃを買い与えられた少年のように心底嬉しそうな表情をして、まだ慣らされていないソコに、反り勃った自身をあてがい一気に貫いた。
ギシッ、、、、、
その瞬間ベッドのスプリングが軋んだ音がした気がする。
それと同時に私は苦しさと痛みで涙が出た。
「綾瀬、中すげぇ吸い付いてくる、、、俺の欲しくて欲しくて仕方なかった?」
『ん、、、、欲しかった、、』
もしかしたら、気持ちいいとかそんな事よりも、私は彼が喜んでくれればそれでいいのかもしれない。私はクロの背中の向こうに見える天井の模様をぼーっと見ながらそう思った。
パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ パンッ
彼が規則正しい律動で腰を振る度に肌がぶつかって乾いた音が部屋に響く。ベッドは軋んでその分だけ私のナカは濡れて、潤滑油みたいになったソレのおかげで痛みが和らぐ代わりに快感は増していった。
『あっ!、、んっ、、、ん、、あん!、、クロぉ、、、んっっ!』
「っ、、すげぇ!、、、綾瀬のマンコ、俺の形になってるっ、、!あっ、、、、、、ピッタリ張り付いてきて、、、ヤバイっ、、、くっ、、」
私の首筋に顔を埋めたクロの甘い言葉と乱れた呼吸が私の耳を犯す。
「綾瀬、舌出してっ、、、」
私は朦朧とした頭で口を開けて舌を出す。するとクロは私のソレをまるで性器に吸い付くみたいに、ちゅうちゅうと音を立てて吸い始めた。
声がうまく出なくて、苦しい、、、
でもこの不自由さが私の羞恥心を掻き立てて、興奮に変わっていった。