第22章 【R18】黒尾鉄朗 〜fault〜
『ふっ、、っ!!!、、ふぁ、、あぁ、あぁぁあぁ!、、っ、あぁ!』
ヨダレが口の横から垂れて、頬を流れて汚していく。そんな事も御構い無しにクロは執拗に私の舌を犯して、その間も器用に腰を振って、今にも気をやってしまいそうな程、快感は溢れんばかりに私を満たして、膣内がジリジリと絶頂を迎えようとする感覚を覚えた。
クロが私の舌を離すと、彼のか私のかわからない唾液が、二人を繋いで、切れた。
「、、綾瀬、、お前以外いらないのに、、、俺とお前だけの世界に、いきてぇ、、、、、、。誰にも見せたくない。縛り付けて離れられなくして、壊して、、、壊して、、、、ぐしゃぐしゃにして、、、どこにも行けないようにしてやりたい、、、、、。」
クロは悲しそうな遠い目をして、そう言った。
「く、、っ、、、クロ、、、、、っ!、、」
彼の長く逞しい腕は私の方に伸びて、長い指は私の首に巻き付く。両方の親指は私の喉元を強く圧迫して、私の呼吸を阻んだ。酸素が回らず徐々に頭は朦朧として、ずっとこのままにしてたら、私は死ぬのだろうと思った。
手足がピリピリして、感覚はぼやけて苦しくて仕方ないのに、私の膣を入ったり出たりする彼のがドクドクと脈打ってるのだけはやたらと感じて、可笑しな事に気持ちいいような気がした。
私の首を絞めながらクロは腰を打ち付けるスピードを速める、快感が押し寄せてくるのに思考が追いつかなくて、体ばかりが反応してしまう。
『んぎっ、、、っ、、、、う、、っ!、、ぁ、、あ、、っ、!、、、』
声にならない声が締め付けらえた喉から微かに漏れる。
『、、、、く、ろ、、、、っ、、、』
クロの太い首に手を伸ばすと、私の指では、十分に掴みきれなくて、出っ張った喉仏を親指で押し付けた。
こんな事じゃ繋がれやしない。
私たちは、お互いの繋がった性器と、両腕から、必死で愛情を探って、求めて、心を温め合う事しか出来ないのかもしれない。
それでも、その一瞬でも、アナタが望むなら、、、、
それを甘んじて受けるのが愛だと信じて。
end.