第12章 集会の時間
校長「…要するに、君達は全国から選りすぐられたエリートです。
この校長が保障します。…が、慢心は大敵です。油断してると…
どうしようもない誰かさん達みたいになっちゃいますよ。」
全校生徒「「「「あははははは」」」」
…ああ、ったくうるせーなぁ。
俺はお前らより成績上だっつの。
俺は列の後ろで、イライラしながらなんとか悪意の篭った笑いに堪えていた。
あ、俺は転校生と言うわけで、本当は出席番号順なんだけど
1番後ろに立っていた。
まあ、本当は列にも入れたんだけど後ろが良かったから
自ら後ろに行ったんだけどな。
…にしても、この校長に本校舎の生徒は腹立つな!
俺は得に意味もないだろうが、本校舎の生徒を静かに睨んだ。
すると、
本校舎の女子生徒「ねぇ、今高瀬君こっち見なかった?」
本校舎の女子生徒「あ~思った!やっぱり美形だよねぇ」
本校舎の女子生徒「本当っ!E組行きなんてもったいない!」
と言う声が聞こえてきた。
…確かに俺は美形だけども!!ダメージ無しかよ…
なんかショック……