第11章 プロの時間
イリーナ「私は仕事上必要な時…その方法で新たな言語を身につけてきた。
だから私の授業では…外人の口説き方を教えてあげる。プロの暗殺者直伝の
仲良くなる会話のコツ、身につければ実際に外人と会った時に必ず役立つ
わ。」
外人と話せる様になんのか…
光「俺も、外国のねーちゃん落とせるようになんのかな?」
杉野「高瀬、オマエ性別分かってるよな?」
あ、そー言えば。
イリーナ「受験に必要な勉強なんて、あのタコに教わりなさい。私が教えられ
るのは、あくまで実践的な会話術だけ。もし…それでもあんた達が私を先生
だと思えなかったら、その時は暗殺を諦めて出ていくわ。」
と、遠慮がちな態度で言った。そして弱々しい声で…
イリーナ「……そ、それなら文句ないでしょ?…あと、悪かったわよ いろいろ」
と言った。
すると、皆ポカーンとした顔でビッチ姉さんを見つめ…
一気に大笑いが起きた。
あ、皆認めたんだな…先生の事。
そう思うと俺もなんだかうれしくなった。