第11章 プロの時間
前原「なんか、普通の先生になっちゃったな。」
岡野「もう、ビッチ姉さんなんて呼べないね。」
…確かに、ビッチ姉さんはヒドイ呼び方だったかもな。
イリーナ「……!!あんた達…わかってくれたのね。」
そう言ってビッチ姉さんは感動して?ジーンと涙を目に浮かべていた。
中村「考えてみりゃ、先生に向かって失礼な呼び方だったよね。」
速水「うん、呼び方変えないとね。」
光「…じゃ、ビッチ先生で。」
俺がそう言うと、皆は納得したように頷いた。
だが、ビッチ先生は固まって、納得のいかないような顔をしていた。
イリーナ「えっ…と、ねぇキミ達 せっかくだからビッチから離れてみない?
ホラ、気安くファーストネームで読んでくれて構わないのよ。」
三村「でもなぁ、もうすっかりビッチで固定されちゃったし。」
矢田「うん。イリーナ先生より、ビッチ先生の方がしっくりくるよ。」
全員「「「「そんなわけで。よろしく ビッチ先生!!」」」」
岡島「授業始めようぜ ビッチ先生!!」
みんながビッチビッチ言っていると、
ついにビッチ先生に怒りの表情になり……
イリーナ「キーーッ!!やっぱりキライよ、あんた達!!」
と言う声が、校舎中に響き渡った。
こうして、暗殺教室に、新たな先生が加わった。