第11章 プロの時間
イリーナ「じゃあこうしましょ。私が暗殺に成功したら、ひとり五百万
分けてあげる!!あんたたちがこれから一生目にする事ない大金よ!!
無駄な勉強よりずっと有益でしょ。だから黙って私に従い…」
その時、ビッチ姉さんの言葉を遮って
誰かがビッチ姉さんの顔スレスレに消しゴムを投げた。
そしてまた誰かが
「…出てけよ。」
とつぶやいた。
たぶん皆そう思っているのだろう。
そしてそれを先頭に
木村「出てけくそビッチ!!」
倉橋「殺せんせーと変わってよ!!」
などと言いながら、次々に物を投げていた。
イリーナ「なっ…なによあんた達その態度っ殺すわよ!?」
全員「「「「上等だよ!殺ってみろコラァ!!」」」」
隣で赤羽なんかはペットボトルを投げている。
…かなり嬉しそうな顔して…………。
カエデだって
茅野「そーだそーだ!!巨乳なんていらない!!」
と言う、全く関係ないものまでしている。
…俺は参加していない。
教師経験も無い殺し屋サンなんだから、授業はできないだろーし…
正直、これは可哀相だ。
と、まあこんな感じで
授業が終わるまでこの状態が続いた。