第10章 大人の時間
5時間目、体育の時間だ。
今日は銃で狙いが定まる様に、殺せんせーに見立てた板に向かって
コントロール力を上げるための訓練だ。
俺はその板のど真ん中、に当てる事ができた。
さすが俺!!
片岡「わあー、すごいじゃない、光!」
岡島「やるなー!!俺なんて板ギリギリのとこだぜ?」
みんなも褒めてるし、ああ~なんか気分良いな!!
光「やっぱ俺、最強~!!何でもできちゃうんだよなぁ!!」
すると何となく辺りがシーンとした。
そして…
原「う~ん、やっぱ光ってナルシストだよね。」
杉野「まぁ、それでこそ光って感じがするけどな……」
と言う風に、苦笑いのコメントが返ってきた。
解せぬ。
三村「…おいおいマジか。二人で倉庫にしけこんでくぜ。」
え、なんだって!?
………………あ!!思い出した!!
ビッチ姉さん、今から暗殺するんだったな!
木村「…なーんかガッカリだよな、殺せんせー。あんな見え見えの女に
引っかかって。」
う~ん、確かに
呆れはするよな…………。