第8章 毒の時間
そんなこんなで、殺せんせーが教室に入ってきた。
茅野「あ、来たよ。渡してくれば?」
奥田「はい!!」
そして奥田さんは不気味な薬を差し出した。
殺せんせー「さすがです…では早速いただきます。」
そして、その薬をゴクゴクと飲んだ。なんか、顔が怖い気が…
殺せんせー「……ヌルフフフフフ ありがとう、奥田さん。
君の薬のおかげで…先生は新たなステージへ進めそうです。」
奥田「…えっ、それってどういう……」
すると、殺せんせーの体はビキビキと音をたてて光り出した。
殺せんせー「グ ォ ォ ォ オ オ オ !!!」
ふぅ
全員((((溶けた!!))))
殺せんせー「君に作ってもらったものはね、先生の細胞を活性化させて流動性
を増す薬なのです。」
そして、シャッとメグの机に移動して
殺せんせー「液状ゆえに、どんなスキ間も入りこむ事が可能に!!
しかもスピードはそのままに!!さぁ殺ってみなさい。」
そしてビュンビュンと移動し始めた。
うわぁ!!キモッ!!
そう思った俺は、一番近くにいた千葉を盾にした。
いや、さすがに女子は盾にしたらかわいそうだしな。
千葉「いや、なんで俺はかわいそうじゃないんだよ!!」
光「え!?心の声が聞こえてるだと!?」
千葉「声に出てんだよ!!」
ま、マジか!!自覚なしだぜオイ!
光「いーじゃん千葉!守ってくれよ!」
そう言ってウィンクすると、何となく千葉の顔が少し赤くなった気がした。
いや、千葉って前髪長いからあんまり表情わかんねーんだよ!!
光「なんだよ~俺の美しさに見とれたのか~?」
と言うカンジで言って、ふざけると
千葉「自分で言うなよ…」
と、呆れたように言われた。
ちょっとふざけただけじゃないか!!