第7章 二択の時間
そして数分後、俺達は崖の上へと戻ってきた。
やっとネバネバから解放されたぜ!!
すると渚が呆然とした表情で
渚「…カルマ君も光も、平然と無茶したね。」
と、言った。
光「なんか身体が勝手に動いたってカンジだったかも…」
カルマ「別にぃ…」
そして赤羽は言葉を続けた。
カルマ「今のが考えてた限りじゃ一番殺せると思ったんだけど
しばらくは大人しくして、計画の練り直しかな。」
なんか、少し落ち着いたカンジがした。
すると殺せんせーが
殺せんせー「おやぁ?もうネタ切れですか?報復用の手入れ道具は、まだ沢山
ありますよ? 君も案外チョロいですねぇ。」
と、言って沢山の道具を持っていた。
…って、よく見たら猫耳カチューシャとかパックとか
関係ねー物ばっかじゃねぇか!!
すると、赤羽は随分イラッときているようだった。
けれど、さっきまでの表情とは違い…
カルマ「殺すよ、明日にでも。」
何かが吹っ切れたように、爽やかな表情だった。
それは、あのとき電車の中で見たように…。
うん。やっぱ絶対に今の方がいいな。
そして、殺せんせーの顔も、満足したように
大きな丸が浮かんでいた。