第7章 二択の時間
俺は赤羽の後を追って崖へと飛び降りた。
うわぁぁぁあああ!!!なんだこれ!!すっげぇ急降下してるー!!
怖ぇぇぇえええ!!
そんなことを思っていると、赤羽が驚いた表情で俺を見ていた。
どうやら、俺が飛び降りる事は予想外だったようだな。
…俺もこんなことになるなんて予想外だけどな!!
すると、何かが高速で網のような物を引き、赤羽が受け止められた。
それが殺せんせーの触手だと言うことは、すぐにわかった。
そして、殺せんせーは赤羽に
殺せんせー「カルマ君、自らを使った計算ずくの暗殺お見事です。
音速で助ければ、君の肉体は耐えられない。かといって、ゆっくり
助ければその間に撃たれる。
……そこで、先生ちょっとネバネバしてみました。」
と言った。
なるほど、これで赤羽も身動き取れないな。
…………ん?待てよ。俺、今ものすごいスピードで落ちてるよな?
っこのままじゃ、赤羽の上にダイブするじゃないか!!
ヤベェ!触手がネバネバしてるから身動き取れねぇし…
………何もできねー!
そんなことを考えていると、赤羽の上にダイブした。
あ、終わった……。