第29章 まさかの時間
殺せんせー「…いいでしょう、受けましょう。ただしイトナ君、
観客に危害を与えた場合も負けですよ。」
殺せんせーがそういうと、イトナは静かに頷いた。
シロ「では、合図で始めようか。」
緊迫する中、戦いの合図は
シロ「暗殺……開始!!」
今、放たれたのだった。
ザンッと音がする。…一瞬の出来事だった。
殺せんせーの触手が、斬り落とされたのは…
しかし、俺らが注目しているのは、殺せんせーの斬り落とされた触手
では無く_____
殺せんせー「…まさか…」
全員「「「「触手!?」」」」
殺せんせー「…!!」
なるほど…だから雨の中、手ぶらでも濡れてなかったのか。
そりゃ、触手ではじけば濡れないよな…
すると、殺せんせーは…静かになって_____
______顔が真っ黒になっていた。
殺せんせー「…………こだ……どこで手に入れたッ!!その触手を!!」
!!??
光「な、な…んだよ……コレッ……!?」
こんな殺せんせー、見たこと無ぇ………
渚「そっか、光は見たこと無かったよね。…あの先生の顔色は
真っ黒…つまりド怒りって事だよ。」
と、渚が教えてくれた。
そうなのか…殺せんせー、一体なにがあったんだ…?