第19章 好奇心の時間
すると岡島が
岡島「でも、磯貝と渚、それに千葉や菅谷はそう言う対象で
見てるって事だろ?」
と、ニヤニヤしながら言った。
磯貝と渚と千葉は、図星とでも言うように顔を赤くした。
しかし、菅谷は
菅谷「あー、まあ言えばそんな感じかな。けど、恋人同士になりたいって
言うと、また何か違うんだよな~。」
と、平然とした口調で言いきった。
そして前原は磯貝と渚に向かい、
前原「ま、千葉は知らなかったけどさ、磯貝と渚はバレバレだもんな~」
と言ってニヤニヤと笑っていた。
渚はすでに赤かった頬を更に赤くして、
磯貝は反抗するように
磯貝「そう言う前原はどうなんだよ!」
と、半ば怒った様に聞いた。
前原は平然とした口調で
前原「え?俺は女子は全員大好きだけど?」
と、言った。
他の男子達から最低、さすが女タラシなどと、
ふざけた口調で言われていた。
前原の女好きは、クラス全員に知れ渡っていたようだ。