第19章 好奇心の時間
そして殺せんせーはそのまま窓から逃げてった。
渚「しかも窓から逃げた…」
岡島「中村…この覗き空しいぞ。」
光「色気も無ぇし、殺せんせーの手がかりも無ぇからな。」
中村「……」
全員、唖然としていた。そして渚が口を開いた。
渚「修学旅行で皆の事 色々知れたけど…」
杉野「うん、殺せんせーの正体はぜんぜん迫れなかったな。」
不破「大部屋でダベろっか。」
そして、俺達は男女に別れて大部屋に戻った。
途中、床に穴があいていたから 思わずハマりそうになった。
莉央にも不破さんにも笑われた。
笑うって言っても 大袈裟にじゃなくて、少し堪えていた。
肩も震えてたし、バレバレだったんだけどな。
畜生、ホントにボロッボロだなこの旅館!!