• テキストサイズ

【暗殺教室】殺すその日まで

第18章  しおりの時間



そして、俺達の縄をほどいてもらって

建物から脱出した。


殺せんせー「何かありましたか 神崎さん?」

神崎「え…?」


殺せんせー「ひどい災難に遭ったので、混乱してても おかしくないのに

何か逆に…吹っ切れた顔をしています。」


あ、それ俺も思った。


神崎「…とくに何も。殺せんせー、ありがとうございました。」

殺せんせー「いえいえ、ヌルフフフフ

それでは旅を続けますかねぇ。」


俺は何となくだけど、神崎さんの言葉には“助けてくれて” ありがとう

って言う意味だけじゃなくて、もう一つ意味があるように聞こえた。


…あーもう、本っ当に殺しづらくなるよな!!

ま、それでも殺すけどさ。


……あ、そうだ。


光「皆!!助けてくれてありがとな!!最高にカッコ良かったぜ!」


そう言って俺は皆に向けてニカッと笑った。


な!カエデ!!神崎さん!!って言う意味で二人に向かっても笑ったら

二人とも笑い返してくれた。


杉野「おう!そりゃ何もしないワケいかねーもんな!!」

奥田「カッコイイなんて、恐縮です!」


と、二人は少し照れ臭そうだったが笑顔で返してくれた。


殺せんせー「いやぁ、光さんも実に素晴らしい笑顔ですねぇ。」


そう言って殺せんせーはニヤニヤしながら赤羽と渚をみていた。


赤羽と渚は俯いていたのでよく表情はわからなかったが、

いつしか皆までニヤニヤしていた。


え、なんか俺KYっぽくね!!??





/ 340ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp