第18章 しおりの時間
赤羽「…で、どーすんの?お兄さん等 こんだけの事してくれたんだ
あんた等の修学旅行はこの後 全部 入院だよ。」
赤羽はかなり怒っているようで、頭に青筋が浮かんでいた。
リュウキ「…………フン、中学生がイキがんな。」
すると、ギイッとドアが開いた。
それを見て、不良もニヤリと笑い
リュウキ「呼んどいた友達共だ。これでこっちは10人。おまえらみたいな
良い子ちゃんはな、見た事も無い不良共だ。」
マジかよ…そんなの相手じゃ、俺等は……
しかし、そこに居たのは____
不良とは程遠い、坊主にグルグルメガネをかけた奴らだった。
リュウキ(ふりょっ…不良……え!?)
そして、そいつらを抱えていたのは
殺せんせー「不良などいませんねぇ。先生が全員手入れして
しまったので。」
渚「殺せんせー!!」
そう、俺等の担任。殺せんせーだった。
やっぱ、ピンチのときには駆け付けてくれるんだな。