第17章 台無しの時間
渚「さらに、歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ。
当時と場所は少しズレてるけど。」
へぇ…渚 詳しいな。
あ、あの殺せんせーお手製のしおり持ってる。
茅野「…そっか、1582年の織田信長も暗殺の一種かぁ。」
渚「このわずか1Kmぐらいの範囲の中でも、ものすごいビックネームが
暗殺されてる。知名度が低い暗殺も含めれば まさに数知れず。
ずっと日本の中心だったこの街は…暗殺の聖地でもあるんだ。」
暗殺の、聖地______
殺せんせーを殺す舞台としては、ピッタリじゃないか。
この京都の街は。
杉野「なるほどな~言われてみれば、こりゃ立派な暗殺旅行だ。」
光「だな。渚 よく調べたな~」
渚「あ、うん。殺せんせーのしおり、結構いろんな事書いてあったからさ。」
そうなのか。
そういえば俺、殺せんせーのしおり読んでねぇわ。
ちょっと読んでみよう。
茅野「次、八坂神社ねー!」
カルマ「えー、もういいから休もうぜ。京都の甘ったるい
コーヒー飲みたいよ。」
さて、次の八坂神社に行くか。