第17章 台無しの時間
翌日、いよいよ班行動が始まった。
集合したとき、何故か赤羽にジーッと顔を見られたが
気にしない事にしよう。
今は京都の町を歩いている。すると杉野が、
杉野「でもさぁ、京都に来た時ぐらい暗殺の事 忘れたかったよなー」
と、言っていた。
光「まぁなー。けど、俺達ならではじゃん?
普通とはなんか違って面白くね?」
杉野「それはそうだけど…だっていい景色じゃん。
暗殺なんて縁の無い場所でさぁ。」
すると渚が
渚「そうでもないよ、杉野
ちょっと寄りたいコースあったんだ。すぐそこのコンビニだよ。」
と、言ったので俺達は着いていく事にした。
しばらく歩くと、コンビニのの前に看板?の様な物があった。
よく見ると“坂本龍馬 遭難之地”と書いてあった。
…おお!!
奥田「坂本龍馬…ってあの?」
カルマ「あ~、1867年 龍馬暗殺。“近江屋”の跡地ね。」
光「本当にコンビニの前にあるんだな。もうちょっと
ちゃんとした所にあんのかと思ってた。」
れっきとした暗殺スポットだな。