• テキストサイズ

【暗殺教室】殺すその日まで

第17章  台無しの時間



そして夜、皆 明日のためにって早く寝たんだが

俺は まだ眠れそうに無く、目が覚めていた。


仕方ないから俺はそっと大部屋を出て、しばらく廊下を歩いた。


この旅館は結構古いけど、なんだか落ち着く作りだった。


ふと、窓の外を見てみると 三日月がでていた。


そうだ、もう満月って見れねぇんだっけ…

…今の俺らの担任のせいで…


あと残り11ヶ月___


時間は着々と迫って来ている。こんなんで殺せんのかな……?




______俺は、夜の三日月を見る度に思い出す事がある





光「兄貴………」



もう一度、もう一度だけでいいから。


兄貴に逢わせてください_______




そんな時、俺の後ろから


「光ちゃん…?」


と、呼ぶ声がした。


振り返ると、そこに居たのは




赤羽だった。







/ 340ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp