第16章 修学旅行の時間
しばらくすると、俺は席に着いて、班の皆と話した。
俺の席は神崎さんの横で、カエデの前だ。
するとカエデに
茅野「光はさ、今日も男装なんだね。」
と言われた。
そう、今日も俺は男装している。
本校舎の生徒もいるからな。
光「まあな、何か落ち着くんだよ。2年も男装してるし。」
カエデ「アハハ、でも何かA組オーラ出てるよね。」
光「それ、渚にも言われた…」
てか、何なんだよA組オーラって?
神崎「でも光ちゃんって、A組の浅野君と一緒に居たし…
なんだか別世界って感じがしてたかも。」
奥田「あ、わかります!独特のオーラが出てるって言うか、
近づき難いと言うか…」
え!?そんな感じだったのか!?
…そんなつもり なかったんだけどなぁ…
光「あ、それ浅野のオーラじゃね?浅野ってリーダー感
半端ねぇし。」
茅野「あー、わかるかも…」
と、会話していると神崎さんが
神崎「皆 喉渇かない?皆の飲み物買ってくるけど、何飲みたい?」
奥田「あ、私も行きます。」
茅野「私も!」
あ、皆行くんだ。
光「じゃ、俺も行こ~」
と言うわけで、飲み物を買いに行く事にした。