第16章 修学旅行の時間
俺達がルートを考えていると、なんだか1班の辺りが騒がしかった。
俺は気になって1班の方を見てみると、
なんとビッチ先生が実弾の入った銃を前原達に向けていた。
…何があったんだよ。
そのせいで騒がしくなった教室で、また皆と話していると
教室のドアが勢いよく開いた。
すると、そこから殺せんせーが辞書みたいな物を何冊か持っていた。
そして
殺せんせー「ひとり一冊です。」
と、言って辞書みたいな物を配りはじめた。
三村「重っ…!!」
光「ッマジ…ヤベェ!!」
倉橋「何、これ殺せんせー?」
重過ぎだろコレ!!
殺せんせー「修学旅行のしおりです。」
全員「「「「辞書だろこれ!!」」」」
殺せんせー「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気トップ100、
旅の護身術入門から応用まで。昨日徹夜で作りました。
初回特典は、組み立て紙工作金閣寺です。」
そういって殺せんせーは触手の上に小さな金閣寺を乗せて言った。
全員「「「「どんだけテンション上がってんだ!!そろいもそろって
うちの先生は!!」」」」
正直このしおり…全く欲しいと思わねぇ!!