第13章 支配者の時間
理事長「今日、D組の担任から苦情が来まして、うちの生徒がE組の生徒が
すごい目で睨まれた。『殺すぞ』と脅されたとも…」
理事長がそう言うと、何故か渚がビクッとした。
………?
光「どうした、渚?まさか渚が……?」
そう言うと、静かに渚は頷いた。
………マジで!?
理事長「暗殺をしているのだから、そんな目つきも身に付くでしょう。それは
それで結構。問題は、成績底辺の生徒が一般生徒に逆らう事。それは私の
方針では許されない。以後厳しく慎むよう伝えて下さい。」
ハッ、俺はそんな事 気にしねぇからな!!
そして、殺せんせーに理事長が知恵の輪を投げ、1秒以内に解け
と、言ったのだが………
殺せんせーはおもいっきりテンパって、触手が知恵の輪に絡まっていた。
渚・光((なんてザマだ!!))
理事長「……噂通り スピードはすごいですね。確かにこれなら…どんな
暗殺だってかわせそうだ。でもね、殺せんせー。この世の中には…
スピードで解決出来ない問題もあるんですよ。」
……なんて、迫力があるんだろう。
さすが、この学校の支配者だな………
あのオーラには、誰だって敵うハズがない。
もしかして、殺せんせーの一番の強敵は理事長だったりして?