第4章 相棒とマネージャーの果敢な日々
妹ちゃんからのアドバイスをもらった後、今日着ていく服を一緒に選ぶ。
俺は普段あまりファッションに興味がないため、種類が少なく妹ちゃんはかなり苦戦していた。
「…うーん。お兄ちゃん、トレカばっかり買ってるから、こういう時困るんじゃん。」
「んな事言われても!」
妹ちゃんの愚痴が理不尽過ぎる。だって、趣味だし。でも喧嘩してる時間はないので、これ以上は黙っといた。
妹ちゃんが選んでくれたのは、紺のテーラードジャケット、白いVネックのロゴTシャツ、ベージュのチノパン、コンパースの黒いスニーカーだった。
早速着替えて俺は妹ちゃんの部屋にある全身鏡で自分の姿を確認する。
「うん!お兄ちゃん、いい感じ!」
妹ちゃんはとびっきりの笑顔で言ってくれて俺も笑顔でお礼を言う。
「あ、でも今度買い物一緒に行こっか。」
確かに服の種類があまりにも少なく、また夏美ちゃんと出かけることになったら不便極まりないので俺も同意した。
「おう。じゃあ頼むわ。」
俺は朝飯食って、寝癖を直して、歯磨きをし、財布の中身をチェックしたら、お尻のポケットに入れる。
玄関を出ようとした所で妹ちゃんがきてくれた。
「じゃ、お兄ちゃん!頑張ってね!行ってらっしゃい!」
普段は生意気な口叩いてばっかりだけど、なんだかんだ言って優しい妹ちゃんを俺は愛おしく思った。
「おうよ!ありがとな!行ってくるわ!」
俺は笑って出発した後、気分上々でかなり舞い上がってるるぽーとへ向かった。
今日マジ楽しみだわ〜。てか、夏美ちゃんの私服が1番楽しみだぜー!!