第3章 エース様に万歳!
『イっていいぜ……』
緩急をつけながら掻き回していき、ラストスパートをかける。
『あ、ああん!あ、ぁぁ……』
あれだけ大きかった嬌声が沈むように落ち着き、俺は彼女がイったのを確認した。
『はぁ、はぁ』
頬を赤らめ荒い息を吐く夏美ちゃん。
マジ、エロすぎ。
『夏美ちゃん、今度イク時はちゃんと言うんだぜ?』
『…うん』
『素直でよろしいこと』
俺は彼女と唇を合わせ深いキスをする。
まだ彼女が味わい足りない俺は両足を開脚させ、彼女の秘部に舌をあてがい、まずは全体を舐め、次に赤くて可愛らしい蕾にちょんと舌先で触れる。
『あ、あああ!そこ、ダメ!!』
彼女のその言葉を聞いて俺は確信した。蕾が感じることを。
それに女がエッチの時にいう『ダメ!』はな、逆の意味なんだよ。
もっと、舐めて欲しいんだろ?夏美?
俺は蕾をねっとりと舐め、卑猥な水音を立てて吸い付く。その動作を緩急をつけながら繰り返した。
『ぁ、あー!ひあぁん!!らめえ!』
夏美を見上げるとシーツを掴みあちこちと体勢を変え、快感に悶えている。
…超気持ちよさそうだな、夏美の奴。もう一回イっちまえ!!
『ああああん!あぁ、い、く……』
そして執拗に舐め続けると彼女はまた昇天した。
秘部から離れ、俺はベットの頭の棚にある男子のエチケットの切れ端を咥えて手でビリっと切ってモノを取り出す。
『…はあ、はあ。高尾、君』
慣れた手つきで装着し、夏美を見ると彼女はこれからの行為に期待と不安を交えた顔をしている。さっきと同じように。
『初めは痛いかもしんねーけど、段々慣れてくっから』
『本当?』
『ああ、俺を信じろよ、な?』
俺は戸惑い怖がる彼女に微笑みを浮かべ優しく囁いた。