第1章 わたしのご主人様がえっち過ぎる件について
「それにしても奈々花の体は本当に素晴らしい」
はぁ…と感嘆の吐息を洩らしながら貴久さまは私の胸に顔を埋めてくる。
それから乳首を衣服の上からこりこりとつままれ、片方の乳首には歯を立てられた。
「あっ…!貴久さま…っ」
「嬌声も可愛らしい……初めて見た印象通りです」
チュパチュパと音を立てて乳首を吸われ、私の背中は弓の様にしなる。
貴久さまは逃がさないとばかりに空いている手を背中に回してきた。
「そんな…っ、服の上からなんて…」
「貴方の胸の飾りは嬉しそうに起ち上がっていますよ」
「んんっ、」
強くつままれ引っ張られた刺激にギュッと目を閉じる。
「気持ちいいですか?」
「はい…」
「正直でいいですね」
貴久さまはクスっと笑みを洩らすと私の唇に自分の唇を重ねた。
唇を割り侵入してきた舌は私の舌を捕らえ、ねっとりとしつこく絡められる。
貴久さまの舌はまるで生き物の様に私の口内を犯す。