第1章 わたしのご主人様がえっち過ぎる件について
ビクビクと震えながら白濁の液を出し尽くす貴久さまのペニスに私の肩は小さく震え、短い嬌声すらあげてしまう。
乱れた息を整えながら貴久さまの顔を見上げると彼は目を閉じて肩を上下させていた。
「貴久さま…気持ちよかったですか?」
額の汗を掌で拭ってあげながら問いかける。
貴久さまはうっすら目を開けると私の額にキスをくれた。
「もちろん。さすが私が選んだ女性です。とてもよかったですよ…奈々花」
「ありがとうございます」
柔らかく微笑む彼に私もニコリと微笑みかける。
彼に出会って、救ってもらって…。
おかげで私は今日も元気に生きて行ける。
それどころか、女性としての快楽まで教えてもらい、与えていただいている。
本当に感謝してもし尽くせないくらい。
「ところで……このまま2回目にいきますが…いいですか?」
「えっ?!」
突然の発言に驚いて声を上げるが、既に貴久さまの息子は私の中で元気を取り戻しつつあった。
この生活にひとつだけ問題があるとすれば、私のご主人様は性欲が強過ぎることだけかもしれない。