第13章 毒の時間
──烏間 視点──
電話終えると月影が背後に回り込んでいた…
どうやら暗殺者のことで来たらしい…
烏「そんなことまで分かるのか…」
『あぁ…僕のこの目がある限り
僕には未来の全てが見ることが出来る』
そう言って月影は大切そうに左目を触った…
烏(やっぱりお前は変わってしまった…)
少し前までは
『未来なんか知らない方がいい…』とか
言ってたじゃないか…
なんで今は…
見えている未来を大切にするんだ…
烏「月影にとって…未来とはなんだ…」
少し前に話した質問…
今のお前はなんと答える…?
『愚問だな…僕にとって未来とは…
ただ勝つ為のステージさ…』
あぁ…
やっぱりお前は変わってしまった…