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-----フクオカファーストハイスクール-----

第2章 北海道からの転校生



今日は土曜日。
部活があるから学校に行かなくちゃ。
でも弁当持ってくるのめんどくさかった。だから、お昼ご飯をコンビニで買わなくちゃ。

「このへんにコンビニあったよね・・・あぁあそこだ」
学校近くのコンビニ。場所は知ってたけど、初めて入るな。

・・・・・・
軒下でカップラーメンと菓子パンを食べている人々が居ますね・・・
これはあそこの制服か。えーっと近くの学校の、いわば不良みたいな方々がいらっしゃいますね・・・
えーと、入りづらっ。

まぁとりあえず弁当弁当。

弁当弁当。弁当弁当。弁当のことだけ考えよう。弁当弁当。
どの弁当が良いかな、このコンビニの系列だと前食べたカレーがおいしかったな、
でもここの店にはおいてるかなー。せっかくだから違うのを食べてみるのもよさそうだなー。
あ、あとこないだ友達が食べてたサラダってここのコンビニのだったっけなー。それはおいてるかな-。
無難におにぎりとかサンドイッチでもいいなー。でもサンドイッチ最近いろんな種類あるからなー。


「あ?聞いてんのかァ!?!?」
なんかあの人たちおこってんなー。

「だから聞いてんのかっつってんだろ!!!」
と同時に、肩をひっつかまれた!!
のわあああああああああ!自分の事だったのね!!!

脳内が弁当でいっぱいになって、絡まれてたのすら分からなかったよ!弁当ってスゴイ!
というかどうしようこれ!!!

弁当に夢中になって、彼らを怒らせちゃったらしい。

くそーーー!!こんなときどうするかわかんない!!!

「えー?俺らのこと無視するとはいい度胸してんな・・・?」
肩を強く揺さぶられる。周りのやつらも自分を取り囲んできたぞ!
というかあんたらのことなんか知らん!そっち系詳しくないの!


これって割とピンチだよね!?!?!?!?!?!?
もぉどーすりゃいいんだぁ~~~~!
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