第3章 3咲目,初陣
「さぁイリア、今日こそ赤ちゃんをつくろうね」
「…はい…ご主人様…」
攫われてから数ヶ月。私の心はもうボロボロで、彼に服従することで生きながらえていた。
快感に身を任せればつらくない。
そう、言い聞かせた。
彼はまた私の身体中を舐め回す。
まるで薄汚い獣のよう…。
「胸大きくなったね。気持ちいいよ」
彼は私の胸に自分のモノを挟み込み、扱いている。
私の身体はもうすっかり調教されて、どんなことにも感じてしまうようになってしまっていた。
「あっ、ご主人様の…おっきぃ…あんっ///」
「そうかい?僕ので満足させてあげるからね」
「あんっあんっ!そんな激しくしちゃ、らめれすぅっ!」
胸を擦られただけでイキ、あそこからとめどなく蜜が溢れて床はびしょびしょ。
彼はそんな私を見て、さらに興奮していた。
「君は淫乱だね…床を汚した悪い子にはお仕置きしなきゃ…」
そう言って取り出したのは小さな振動装置と鞭。
彼は私の身体の隅々に装置を取り付けた。
「ご主人様…これは…?」
「お仕置き道具だよ。スイッチオン」
彼がスイッチを入れるとブルブルと装置が震えだし、私にとてつもない快感が襲ってきた。
「は、んにゃあああああ!あっああああんんんっ!」
「ははっ!淫乱め、こうしてやる!」
彼は私の身体を鞭で打ち付ける。
「ごめ、なさいぃっ!ご主人様ああああ!」
「ほら!僕がいいというまで啼き続けろ!」
私は彼の言う通りにし続けた。
そんな生活が1年過ぎた頃、ようやくこの地獄に終止符が打たれた。
その日は、彼が一人の女性を連れてきた。
彼の恋人だと言う。
その女性もまた私の身体を嫌がらせのように触ってきた。
道具を使い、私の中をかき乱していく。
それをニヤつきながら見ている彼に、無性に腹が立ってきた。
それと同時に悲しかった。
愛した人がこんなことをするなんて。
私の前に、他の好きな人を連れてきて同じことをさせるなんて。
ーーー許さないーーー
そう思った瞬間、私の心は崩壊し、意識が途絶えた。
次に意識を取り戻した時の光景は…真っ赤に染まった部屋と、バラバラに細かく切られた女性と彼。
裸で真っ赤になっている、私。
その手には、剣が握られていた。