第3章 3咲目,初陣
団長の部屋を出た私はリヴァイさんに連れられて彼の部屋に初めて入る。
ここが、リヴァイさんのお部屋…やっぱり綺麗だなぁ。
「適当に座っとけ」
「あ、はい!」
私はベッドに座り、リヴァイさんは椅子に座った後、次の壁外調査についての説明を受ける。
今回は巨人の捕獲が目的で、私の役目は巨人を生け捕りにするためリヴァイさんの援護をすることになった。
とっても重要な役目を与えていただけたのだから、頑張らなくちゃ。
一通りの説明を終えたリヴァイさんに、温かいコーヒーを入れる。
「どうぞ、リヴァイさん」
「あぁ…ん、美味いな」
そう言って少し微笑んでくれるリヴァイさんにきゅんとしてしまい、顔が赤くなるのが自分でもよくわかる。
「あ…ありがとうございます…///」
「何を赤くなってるんだ」
「い、いえ、なんでもありませ…」
「なんでもないわけがないだろ」
ズイッと顔を寄せてくるものだから、もっと恥ずかしくて赤くなっちゃう。
「り、リヴァイさ…ち、近い…です…///」
「……」
リヴァイさんは無言で近づいてくる。すると一瞬にして唇を奪われてしまう。
「んっ…///」
「ちゅっ…」
リヴァイさんの舌が私の口の中を犯していく。暖かくて、気持ちよくて、何も考えられなくなる。
しばらく深いキスに身を委ねていると、ようやく唇が離れた。
「ぷぁ…///」
「っ…お前、1人で他の男の部屋に入るなよ」
「…?なんでですか…?」
「襲われちまうだろうが」
「そんなこと…ないですよ?」
「はぁ…」
リヴァイさんがため息をつくと、ベッドに押し倒されてしまう。
「きゃっ!」
「ったく、俺がお前と2人きりなのに、我慢なんか出来ると思うか?」
「…リヴァイさんも…したいって思うんですね?」
「当たり前だろうが」
「ふふ…嬉しいです」
「っ…」
私が笑うと、リヴァイさんは私の服をはだけさせる。
「!!?」
「俺の理性を壊したお前が悪い…」
リヴァイさんは私の胸に顔を埋めてキスマークをたくさんつけていく。リヴァイさんのものだという印が嬉しくて、身体がビクビク反応してしまう。
「あっ、リヴァイさんっ…///」
「なんだ?」
「っ、もっと…貴方の印…つけてください…///」
「!…お前の望むままに」
私の願い通りにたくさんつけてくれる。