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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部
第7章 おかしな烏野高校排球部
それでも、この喜びは確かなものだ。今はそれだけが、ここにあれば良い。
「そ、か。なら、良い」
「はい、本当に、ありがとうございます!」
「い、良い別にっ!お礼なんて!じゃあな!!」
押し付ける様にそれだけ言うと、俯いたまま向こうに駆けて行ってしまった。
「え、ど、どうしたんだろ…」
ぽつんと取り残された私の元には、今にもぴよっと鳴きそうな雛ガラスぬいぐるみだけが残された。何となく雛ガラスのお腹を両の親指でぶにぶにする。
「影山さん…」
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