第7章 おかしな烏野高校排球部
「“おとこのかん”カッコいいです!!おれにも“おとこのかん”出来ますか?!」
「おーよ!!日向、お前も俺のようにイカした男になれば自ずと身に付いてくる
モンだぜ!!」
日・影「「おおおおおおおおおおおッ!!!」」
話の論点が緩やかにズレていく・・・・。
「おーいお前らー。話がどんどんズレてってるぞー」
田・日・影「「「ハッ!!」」」
ナイスカバーっすスガ先輩。
「そんで、影山っ。今日何かあったのか?」
「えっ、ああ……いや、な、何でも無いです」
影山さんはふいっと目を逸らして答えると、西谷先輩がプンスコと話に割り込む。
「うっそつけ!!お前休憩中めちゃくちゃそわそわしてんじゃねぇか!!ぜっっっっってぇ良いことあったんだろ?!吐け!!吐くんだッ!!」
「西谷うるさいぞ!!」
「すんません大地さん!!でも譲れないんす!!」
「気持ちは分かるが抑えるんだ!!」
一言余計です主将。