第6章 手に手をとって
現在私は靴と靴下を脱ぎ捨て、大き目の石に腰を降ろしながら浅瀬の水に足を付けている。服濡らすのはちょっと困るので水に浸かるのはパスである。男性陣の上半身裸拝めるだけで既に大満足です。
今コイツ変態だなとか思ったそこのあなた、目の前にカッコいい男子達の筋肉が晒されているんですよ。しかも水により滴ってるんですよ。
ハイ見ちゃうよねー。ハイタッチでもしましょうか。
バッシャバッシャと両足を遊ばせていると、隣にちょこんと誰かが座る。
「潔子センパーイ!」
「ふふっ。来ちゃった」
わー可愛過ぎかよもーう。ていうか大自然と潔子先輩合い過ぎててヤバイマジ神よもう。可愛過ぎるので抱き付く私な。
「アハハくすぐったいよー!」
「潔子先輩が女神過ぎるのが悪いんですよ!」
「もう何それ!伊鶴ちゃんも可愛いのに」
「何ですかソレ潔子先輩の方が数百倍可愛いデスカラ!!」
嗚呼川よ、潔子先輩という女神とのコラボを見せてくれてありがとう。
※ ※
西谷「おい見ろよ龍・・・あそこで女神達が戯れておられるぞ!」
田中「な、何だあの神聖なる光景は…!」
山本「あそこだけ違う空間に見える!これが女神達の力なのか…!」
西谷「その通りだ虎! 瀬戸が居るから潔子さんが笑う。潔子さんが居るから瀬戸も笑う…神秘とはまさにこの事!!」
山本「さすがです師匠!!」
みんな「「「(またトンチンカンなことを…まあ激しく同意だけど)」」」
東峰「ああ、また瀬戸ちゃんの受難が増えてる…」