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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部
第5章 猫は鴉へ爪を突き刺す
「まあ、そのことについては後で詳しく聞きだすとして…」
マジかよスルーしてくれよ黒尾さん。
「そろそろ試合再開だから気合入れ直せよ。研磨の言った事、お前ら忘れずにな」
「「「「うスッ!!!」」」」
黒尾さんの一声で、皆の纏う空気が一変した。再びコート上での緊張感へと変化した。猫又監督は腕を組み、静かに皆へと言い放った。
「あの9番と10番は、言わば─────鬼と、その金棒。まずは鬼から、
“金棒”を奪う」
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