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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第1章 瞳の先


「菅原先輩のこと、スガ先輩って・・・・呼んでも良い、ですか・・・・?」
「「・・・・・・・・・・」」
自分の顔から血の気が一気に引いていくのが分かった。まずい・・・!主将と菅原先輩の顔がポカンとした顔のまま凝固してる。さすがにあだ名で呼んでも良いかというのは早かったか・・・!!何とか前言撤回しなければと口を開いた時、菅原先輩が呟いた。



「良い・・・・」



「へ、へ・・・?」
「良いっ!!凄い良いべ瀬戸!!」
「ほ、本当ですか」
「おう!!それで呼んでくれ!!」
菅原先輩改めスガ先輩は喜色満面で私の肩をポンポンとする。おう何だスガ先輩の笑顔天使。とか暢気な事考えてると主将がわなわなと震え始めた。

「ちょっ!ちょっと待て瀬戸!!」
「は、はい?」
「俺は?!主将のままなのか?!」
「え、あ、それはですね、」
「大地・・・」
必至に申し立てる主将に、私が説明をしようとした。その時、主将の肩にスガ先輩が手を置いた。バッと主将がその方を見ると、




『ドンマイ』




すんごいエンジェルスマイルを向けていた。ただその背景に生暖かい慰めの文字が浮かんでいた。スガ先輩、あなたって人は・・・・・。
「スガああぁぁぁああ・・・・!!」
「主将落ち着いてください理由を説明しますから」
全力早口で今にもスガ先輩に噛み付きそうな主将を抑える。しかもあの真っ黒オーラも出そうになってましたヨ。
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