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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第4章 猫と鴉は再び兵刃を交える



「俺も、そう思う」

「えっ…?」


驚いて顔を上げると、影山さんは気恥ずかしそうに、頬を掻いた。


「瀬戸に言われて、俺もそう思った。だから、何つーか……ありがとな」

「! いえ……」


お互い照れ臭くなり、視線を逸らす。が、思い出したように影山さんが声を上げる。


「あっ、でも!別にアイツは相棒じゃねぇし!そんなじゃないっ!」

「え、え!?で、でも、私にはそうとしか、」

「そんなんじゃないッ!そんなんじゃないッ!!」


照れ隠しの為に全力否定する影山さん。何だかおかしくて頬が緩みそうになった。でもきっと胸を張ってお互い相棒だと公言する日は、そう遠くはないだろう。













─────きっと、すぐそこだ。

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