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永遠の彼岸花

第10章 小人


たぶん今の身長は20cm位だろう、たぶん
そう考えているとお腹が小さく鳴った
『なんだ?腹減ったのか?』
『ご名答』
そう言うとカウンターにリンゴが置いてあるのが見えた
『ホーク、あれ食べたい』
そう言ってリンゴを指差せばホークはリンゴを取ってくれた
ホークの上に乗ったままリンゴをかじり始める
『(小さい時はいいな、これでお腹いっぱいになるし、変に残飯とか食べなくていいし)』
食べている時に1つ不安なことがあった、
『このまま...(小さいままだったら
...)』
それは、かなり困る
そして、ホークが動き始めた時
『あれ、何その人形』
上を見るとその声はキングだった
まあ、上から見たら人形にも見えなくはないけどなと思いながらキングを見ていると
『人形が動いた』
『こいつは人形じゃねぇぞ』
少し驚いているキングにホークがそう言うとキングは浮いたまま私に顔を近づけた
『...なんで、真依が小さくなって...』
『色々あった、あとちょうどいい...背中に乗せて』
と返事を聞かずキングに飛び付いた
『それで、その服はどうしたの?』
『前に作ったやつ』
その後一緒に外を散歩してた
あの、クッションに乗せてもらって
その時は小さくてもいいかなって思った
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