• テキストサイズ

永遠の彼岸花

第10章 小人


その夜、皆でまた飲んでいる時
『真依かわいい~!』
私は今ディアンヌの手の上にいる
あのあと私が小さくなったのは皆に知れ渡った
『真依こっち来いよ!』
メリオダスに呼ばれメリオダスとバンのいる机に降ろしてもらうと目の前には小さく切った果物の乗っているお皿があった
『これは?』
『お前そのサイズじゃあまり食えねーだろ?』
その後メリオダスが言いたいことは大体わかった
私は果物を1つとって食べる
『......小動物』
そう言ったのは多分...キングとメリオダスだろう、そしてバンはさっきからなぜかジーっと私を見ている
その視線を感じながらも食べていると...
『うぁっ』
バンに捕まれた
『何...?』
『んー?』
腹立った......というよりすごく、腹立つ
私の事ニヤニヤしながら見てるし
『離して、降ろして』
と言うとバンは話すどころか頬をつつき始め
『ちょ、なに...やめてってば...!』
『少し位いいだろ~♪』
『(全然少しじゃねぇよ)』
抵抗はしているが私は所詮身長20cm並の力しかないわけで、抵抗しても全く意味がないに等しい
とりあえずバンに気に入られたらしく全く離してもらえないため、私は若干諦め始めていた
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp