第11章 悪寒
NOside
純粋に生きてきた少女にとってあまりにも悲惨な結末だった。
生まれてきた子に罪はない。
少女に罪は無いのに神は、周りは少女を苦しめる。
少女はなくことさえも出来なくなった。
唯方然としていた。
『なぁ、俺がもしお前の前から居なくなったら、どうする?』
『…見つけ出すよ。何があっても。』
『…やっぱお前好きだわ。』
『…!?』
『お前は人一倍まっすぐなやつだもんな。
もしお前に何かあって、
お前が折れそうになってたら
俺が絶対助けてやる。
だから一人で
抱え込むなよ。
俺だけは何があってもお前といる。
どんなに離れてても。』
『んふふ。どうしたの?
こんなこと言っちゃって…
‘修造’』