第8章 他人
リコside
私は戦慄した。
が帰った事もそうだけれど…
美由紀さんがに接触しているって知った時から。
今日珍しくパパからメールが届いた。
要件を見ると
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美由紀が来た。
を一人にさせるな。
アイツには未だ早すぎる。
頼む。
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と書いてあった。
練習も今日は短めにして、そろそろ片付けかな?と思ってた頃だったから…
私は鞄を持って走った。
すると後ろから日向君や伊月君が追いかけてきた。
話を聞くと、あっちは小金井君がなんとかしてくれるみたい。
私はスピードを上げ、帰路を走る。
そこには昔から変わらない…
鬼の様に美しい美由紀さんと…
が居た。
止めなきゃと思っても体が動かずにいた。
あの空間までいけなかった。
もし、あの空間に入って私が止めたら…
はもう帰ってこなさそうで…。
怖い。
怖い。
すると横から黒子君?が走っての方へ向かった。