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真夏の残像(黒子のバスケ)

第7章 虚偽


伊月side


みんなが騒いでいるときに俺はカントクの妹…


ちゃんの入部届けを見た。


ボールペンの文字を良く見ると、帝光中学校
と書かれていた。






バスケットボール部に2人。
帝光中学校の天才が…。





だけどちゃんは見るだけでは何の変哲も無い女の子だ。


でも何処か自棄の表情をしている不思議な子。



一体ちゃんはどんな子なんだろう?


全く掴めないまま新入生が集まる時間になった。






リコside


が入部届けを持って来てくれた…。

すごくうれしかった。

でも何かの間違いだと思っていたリコちゃんはずっと変わってなかった。



私が本当にを昔の様に戻せるのか不安になる。


の眼は人の心を読む。


多分色々考えている私の心も読んでいるのかもしれない…。


そんなんで私はあの子を救ってあげられるのか…。


私はあの子にとって唯の敵なんじゃないか…。



そんな不安が心の中を蝕む。




私は迫ってくる不安を消す様に首を振って顧問の武田先生の元へと向かった。





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