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真夏の残像(黒子のバスケ)
第2章 決別
NOside
不意に視界が開けた。
壁を見ると懐かしい…幻想の様な写真が目に入る。
は逃げる様に…
机の上に乱雑に置いてあった薄緑色の肩かけ鞄を掴み部屋を出た。
乱暴に閉めた扉の所為か…
壁に貼ってあった写真が落ちる。
何かの
不吉な出来事の暗示か?
それとも…
過去との決別か…
床にゆっくりと落ちた写真には
嬉しそうに笑う、6人の少年達と2人の少女が写っていた。
まるで
未来が希望に満ちているようなことを
勝手に想像しているような
まやかしの目をして。
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