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真夏の残像(黒子のバスケ)

第6章 苦悩


順平side


…久しぶりに懐かしいやつから電話が来た。


そいつは昔からバスケットボールが上手い奴だった。



ある日怪我で出来なくなったらしいが…。



あの帝光中学校でマネージャーとして取材されてたのも見た事があった。



そしてカントクが元気が無くなったからと思って何気なく聞いたときにの事だと漏らした。



バスケットボールをやらなくなったと。




俺は嘘だと思った。


いや…嘘であってくれと思った。



でも事実だった。

何時もジムでカントクの父さんにトレーニングについて聞いてたは何処にも居なかった。





そして…



今日電話が来た。



からだった。


俺がに



「お前がバスケから遠ざかっている事は知ってる。」



と言うと、帝光中学校時代のことは言わず…


本当だったらあまりにも皮肉な仮説を言った。






カントクとは姉妹じゃない。


とカントクの父さんは親子じゃない。








もし…そうだったら…どうしよう?



そう聞いてきた。








確かには相田家の誰にも似てねぇ。


相田家は茶色の髪なのに…


あいつの髪は黒色だ。



俺は感じる嫌な予感を振り払うようににバスケ部に来いと言った。



アイツが抱えてる闇は大きすぎる…





本当に…そうだったら……



もしそうだったら…



すぐに俺が支えられるように。










アイツがどこかに行ってしまわねぇ様に。









俺にとってアイツは特別だ。


昔から。



アイツが笑ってここにいてくれりゃそんでいい。


どんなにアイツが周りから責められようと俺だけはずっとそばに居てやる。
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