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真夏の残像(黒子のバスケ)

第5章 再開


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テツヤ君…



彼もまたキセキと同じ人なのかな…





分かんないや。





でも私が彼の顔を見た時、凄く暖かそうな眼をしていた。




一瞬だけ…


まやかしかもしれないけれど、





テツヤ君は私と同じ物を1個背負っていると思った。











でもそんな事は私にはもう関係ない。





どうでも…良いや。








私は先生が教室へ入ってくるとヘッドホンをしまってボーッとして先生の話を聞いていた。





その内容は




高校生らしく健全で、明るい生活を。


部活に入る者は今日の帰りにその部活に入部届けを出しておけ。



…もう私には関係無いんだけど。












どうやら入学式に行くそうなのでわたしは皆が粗方席を立った時にゆっくり立った。










今日の窓から見える空は外で見えたように青く見えた。












テツヤ君が私の前に来た。




「さん。行かないんですか?」







「行く…。」






私はテツヤ君の後ろをゆっくり歩いて体育館へと向かった。
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