• テキストサイズ

「 水色の革命 」

第24章 星屑の泪






PM0:00 



はっ、と目が覚めた私。

時計を確認したら、
もうそんな時刻だった。


淡い肌色のカーテンが、
外からの怪しい青色の光に染まっていた。

深夜だというのに、
外は明るいものだ。


きっと、一層と輝く
星々の光のせいであろう。




まだぼやけている視界のまま、
私はまわりを見渡した。


横のベッドを確認したとき、
私の目はスッキリと覚めてしまった。





(…翠さん?)







先程まで隣で
大いびきをかいていた翠が
ベッドから姿を消していたのだ。


私は、直ぐにベッドから
飛び起きた。

ベッドの下に置いたスリッパを
履いて、木目の床を歩く。


普段まったく聞こえなかった
床の軋む音が、私の耳に
大音量で聞こえたのは言うまでもない。



他のふたりはぐっすり
夢の中だ。




私は、普通気の進まない
真っ暗な廊下へと足を進めた。








翠さん…











/ 586ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp