第24章 星屑の泪
私も耳に手を添える。
だが、先程飛び立った鳥たちの
鳴き声に邪魔されて、よく聞こえない。
取りあえず
もう揺れは収まっただろうと、
水筒をもとの位置に戻した。
大「いやぁ、それにしても
いいお茶会タイムだったな!
連さんありがとうございます!」
連「喜んでもらえて良かった」
大河と連のふたりは
顔を見合わせながら笑った。
私は立ち上がって、
大きく背伸びをした。
沙「やっぱり山登りっていいですね!」
大「だな!」
連「それじゃあ、
山登り再開しようか」
沙「はーい!」
大「はーい!」
私たちは立ち上がり、
頂上へ向けてまた林の中へ
入っていった…。