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「 水色の革命 」

第24章 星屑の泪






大「Aチーム、琴音、優一、美紀ペア。
  
  Bチーム、刈真、栞鳳、翠ペア。

  cチーム、俺、連さん、沙織ペアだ」



私はがっくしとうなだれた。
刈真とは別のチーム。

隣にいる刈真に、
呑気に宜しく、と言っている栞鳳を
私は恨めしく思った。



…今だけ会長さんになりたいっ



だが、そんなことは
叶うはずはないのである。


これも運命であろう。




大「じゃあ、早速
  山に移動すっぞー!」



人一倍ピンピンと
元気な大河が声をあげた。








別荘から歩いて二十分程。
大きな森に入った私たちは、

ルートを確認してから
それぞれ出発しはじめる。


私と大河、連は
地図掲示板を見つめていた。



大「cコースは何処からだ?」



大河が、地図と睨みっこを
するように目を細めた。

私も自分たちのコースを
確認しようと集中する。


その時、連が「あ、」と
地図上の何処かを指さした。



連「ここじゃないかな、
  ほら、こっちの地図と同じ」



連はそう言うと、
手元の地図を見せてくれた。

大河はその位置に納得する。
私は正直わからないままだったが、

ふたりに任せれば安心だ。



沙「じゃあ早速行きましょう」


連「迷子にならないように
  固まっていこうね」


大「もう高校生なんだから
  迷子になんてならねぇっすよ」




こうして私たちcチームは、
頂上を目指して歩き始めた。




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