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「 水色の革命 」

第23章 さあ!海へ!!







盛り上がっていると、
琴音が目線を窓の外に向ける。


そして、目を輝かせた。




琴「皆!!夕日!!夕日!!!」





私たちは「え!?」と
叫んで窓の外へ飛び出す。


すると、海の向こうに
真っ赤で大きな夕日が沈む光景が
目に飛び込んできたのだ。


潮風が吹いて、
美紀がつけていた花の
コサージュがふわっと揺れる。


顔が笑ったまま固まっていて、
呼吸をするのさえ忘れていた。



琴「綺麗だねー!」


沙「ね!」


翠「夕日をこんな間近で見たの、
  一体何年ぶりかなぁ」


美「男子たちにも
  見せてあげたいわ。あ、
  もしかしてリビングで見てるかしらね」




美紀のオレンジ色の顔が
優しく笑った。











最高だった一日目。

それを飾ったラストは、
真っ赤な夕焼けの空と海だった。








明日はどんなに
楽しいことが起こるのだろう。


期待を胸に、
私はそっと目を閉じた。








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